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短期間で痩せるダイエットのリスク

短期間で痩せるダイエットって魅力に感じますよね?
だって辛い食事制限も、激しい運動も短期間だけという条件なら、何とか頑張れるからです。たとえば「飲むだけで一ヶ月で5キロ以上の減量に成功!」とかの広告をよく見かけますよね?

簡単に痩せるダイエット法を求めている女性は、こういった短期間で痩せるダイエットに目が行きがちになります。楽をしたいし、広告で(マスコミで)堂々と宣伝しているのだから、詐欺のはずはないと思うわけです。たしかにすぐに痩せる方法を実践すれば、あなたの体重は減っていくでしょう。この点では、ダイエット会社はうそをついていません(もちろん、なかには全く効果のないダイエットサプリメントやお茶も販売されていますが・・・)。

でも、短期間で痩せるダイエット法は、どんな理由をつけようと、かなりのリスクを伴います。まず1ヶ月で5キロとか痩せたとしても、その内訳は体脂肪ではないということです。過激なダイエットをすると、さして体脂肪は減っていきません。減るとしても最初だけです。体脂肪が減少するかわりに、水分とか筋肉量が激減していきます。筋肉を減らして減量できた!と喜んでいるわけです。

ここでは短期間で痩せるダイエットがなぜ危険なのか?ということを述べてみたいと思います。健康を害する理由と、体脂肪が付きやすくなる理由です。そのあとで最後に、短期間でダイエットするとしたら、どのようなやり方があるかシミュレーションしてみます。

短期間で痩せるダイエットが健康を害する理由

短期間ですぐに痩せるダイエットは、痩せるどころか逆に太ってしまいます。
また健康を害することになります。なぜなら女性ホルモンのエストロゲンが減少したり、内臓脂肪が増えたり、筋肉量が減って体温が下がるからです。その結果、骨量が減って骨折しやすくなり、血液中にカルシウムが流入しやすくなります。エストロゲンの減少は、悪玉のLDLコレステロールを増やすので、カルシウムとともに血管壁にへばりついて動脈効果の原因になります。

内臓脂肪が増えると、お腹ぽっこりの原因になりますし、そうなると悪玉のサイトカインを血液中に放出するようになります。たとえばTNF-αやレジスチン、PAI-1(パイワン)、アンジオテンシノーゲンといった生理活性物質が、血糖値や血圧を上げ、血液をどろどろにします。先ほどのエストロゲンの減少と相まって、ますます悪玉コレステロールの増加を招くのです。

筋肉量が減れば体温が下がるので、子宮がんや乳がん、大腸がんの原因になります。そのほか冷え性や肌荒れの問題、便秘、むくみ、うつ病、倦怠感、生理痛、生理不順といった様々な症状が現れてきます。なによりもお母さんの影響は胎児に波及し、未熟児が産まれる危険性も見逃せません。

このように短期間で痩せるダイエット法は、健康を害するので、あなたの寿命を縮めることになります。しかも、「短期間」という言葉がよくありません。では、ダイエットが終了したあとは、もう何もしないのでしょうか?そうなると、ますますドカ食いをするようになり、それまでの我慢が水の泡になります。結局は太りやすく痩せにくい体質をせっせと作っているわけです。これほど効率の悪いダイエット方法はありません(かといって、こういった過激なダイエットを長く続けることを推奨しているわけではありません)。

短期間で痩せるダイエットを続けていると、自律神経が崩れてしまい、拒食症などの摂食障害の危険も出てきます。そうなると自分が痩せていることすら認識できなくなります。よくテレビで放映されていますよね?周りから見たら、明らかに異常なのに、本人は分からないのです。これには脳の萎縮も関係しているといわれていますが、明確な治療法はまだ確立されていないといいます。へたをすれば死に至る恐ろしい病なのです。危険な場所に近づかなければ、暴漢に会う確率が減るように、危険なダイエットをしないことが、拒食症に陥らないための唯一の対策です。

短期間で痩せるダイエットで脂肪が付く理由

短期間で痩せるダイエットをしていると、筋肉が減少するので、基礎代謝量が落ちてきます。すると、今までと同じ食事量にもかかわらず、カロリーオーバーしたりします。たとえば炭水化物抜きダイエットとか、バナナダイエット、食抜きダイエットなどが、これに当たります。あるいは、単に食事量を大幅に減らすダイエット法ですね。

筋肉が減る理由は、糖質(ブドウ糖)が脳に入っていかなくなるからです。
脳の栄養源は、ぶどう糖だけなのです。脳は活動を停止するわけにはいきませんから、途絶えることなくエネルギーを送る必要があります。ですから外部から糖分を摂取しないでいると、筋肉をアミノ酸に分解して、肝臓でそれをグルコースに作り変えるのです。これが極端な食事制限をすると、筋肉が減っていく理由です。

また食べないダイエットをすると、カロリーが少なくなりますから、体は飢餓状態になります。そうなると、できるだけ脂肪を使わないように節約しだします。本来空腹時には脂肪がとろとろと溶け出して使われますが、そういったこともあまりなくなるのです。また食事をするときには、非常事態にそなえてグリコーゲンよりも、脂肪のほうに蓄えようとします。つまり食べないで短期間で痩せるダイエットは、脂肪がつきやすくなるということです。

摂取カロリーが少ないほかに、栄養バランスが崩れた食事内容や、食事を我慢するストレスも、脳は非常事態と察して、脂肪を溜め込もうとします。つまり短期間で痩せるダイエットは、ことごとく体脂肪に中性脂肪を蓄積しやすくしているわけです。ダイエットで痩せたいという人は、まずはすぐに痩せようという発想を改める必要があります。そうしないと、たいして食べてないのに太るという体質になってしまいます。

それでも短期間で痩せるダイエット法とは?

短期間で痩せるダイエットを推奨するわけではありませんが、もしもどうしても短期にダイエットをしたい場合、その方法はあるのでしょうか?

短期間で痩せるダイエットをする場合、まず大前提として、体が飢餓状態と認識しないように気をつけなければなりません。なぜなら一旦飢餓状態モードになってしまうと、脂肪燃焼効率が下がってしまうからです。

体を飢餓状態にしないためには、まずしっかり1日3食食べることです。
しかも1食分の量が十分で、栄養バランスも取る必要があります。必須アミノ酸、必須脂肪酸、糖質、ビタミン、ミネラルどれが欠けても、体が飢餓状態と誤認する可能性があります。

ですからもし、短期間で痩せるダイエット方法があるとしたら、食事を減らそうという考えはあり得ません。そのかわり食物繊維をしっかりとって、腸内で余分なコレステロールとか脂肪、糖質を吸着して排泄させましょう。そのほか脂肪燃焼効率を高めるカプサイシンとかカフェイン(妊婦には禁忌)、L-カルニチン、クロム、マグネシウム、カルシウムなどを欠かさないようにします。

短期間で痩せるダイエットは、体を飢餓状態にしないように出来たら、あとはひたすら運動に励むのみです。有酸素運動を長時間やって、体脂肪を燃やしましょう。筋力トレーニングに励んで、基礎代謝を上げましょう。注意点としては、あまり空腹時に有酸素運動をすると、筋肉が減る危険があるということ。それを防ぐためにも、筋トレは短期ダイエットには欠かせません。筋トレをしたら、そのあとホエイプロテインやアミノ酸を摂ったり、食事からアミノ酸スコア100の魚や肉を摂ることが大切です。筋肉の材料にして、筋肉量を増やすためです。

そのほか骨盤矯正ダイエット、たとえば巻くだけダイエットとかバンテージダイエットのような整体系のエクササイズを加えると、あなたのダイエットはどんどん加速していくことでしょう。

つまり短期間で痩せるダイエットがもしあるとすれば、それは痩せる薬とか脂肪吸引とかエステ、ダイエットサプリメントではありません。食事をしっかり摂って体を飢餓状態に置かないようにしながら、運動に精を出す。そしてプラスアルファとして整体系のダイエットで、脂肪燃焼効率を高めるということが結論になります。これは決して簡単に痩せるダイエット法ではありませんが、健康と美容を維持しつつ短期で結果を出したい人は、この方法しかないと思います。